創業150年 おおわに温泉の宿
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御料理のご案内

■ ヤマニ仙遊館のご案内

ご挨拶

登録有形文化財の宿 ヤマニ仙遊館へお越し頂きまして誠に有難う御座います。当館は明治五年(公表)この地に創業し、文化財登録の本館と土蔵は明治三十年建築のまま建物を維持しておりますゆえに最新の施設・設備でのおもてなしが難しいところもございますが、古来の日本建築の温泉文化が見直されている現在において、当館の趣で少しでも安らぎを感じて頂ければ幸いでございます。

当主

Thank you very much for visiting Yamani Senyukan, a registered tangible cultural property inn.
This museum was established in this place in 1872 (published), and the main building and Dozo(Warehouse), which are registered as cultural properties, have been maintained as they were in the 1897s, so there are some places where hospitality with the latest facilities and equipment is difficult.

In the present, when the hotspring culture of ancient Japanese architecture is being reviewed, I would be grateful if you can feel a little peace with the taste of this ryokan.

■ 東北ご巡幸行列

明治一四年秋 明治天皇の東北御巡幸の際、当館の正面にこの日のために建設された御仮屋に天皇が宿泊され、最側近である有栖川宮熾仁親王様、宮内卿、侍従長ら ご一行様が当館をご利用されました。

東北ご巡幸行列 資料

御巡幸行列の図
明治天皇御仮屋跡地
明治天皇御仮屋跡地(現在は理髪店)

ご巡幸行列ご一行様

  • 有栖川宮熾仁親王
  • 徳大寺実則
  • 米田虎雄
  • 杉孫七郎

■ 当館を訪れた歴史的な著名人

  •   伊藤博文  

    初代内閣総理大臣 伊藤博文

    当館ご利用の確かな証拠は有りませんが、現存する書には侯爵伊藤博文と書かれており、侯爵には明治二八年になっています、奥羽本線大鰐駅が完成したのも同年、当館が建てられたのは明治30年、第4次伊藤内閣発足前の全国遊説が明治32年という事実から浪漫が広がります。

  •  依田学海  

    漢学者 依田学海

    森鴎外の師としても知られ、鴎外の『ヰタ・セクスアリス』の中で主人公(=鷗外)が15歳のときに漢文を教えてもらう「文淵先生」は、この学海がモデルということです。当館正面玄関軒下に掲げられている仙遊館看板は学海の直筆です。

  •    後藤新平    

    南満州鉄道初代総裁 後藤新平

    「霊泉品は天下の為に最なり」大正2年丑夏 菊池君属新平と当館先代宛に書かれた書が現存します。全国のポストを赤い色に決定したという逓信大臣を務めた後と推測します、その後は東京市長、関東大震災後の復興に貢献等されています。

    後藤新平がご利用入浴された頃の当館浴場
    後藤新平がご利用入浴された頃の当館浴場
    奥州市後藤新平記念館資料
    奥州市後藤新平記念館資料
  •  大町桂月  

    詩人・歌人 大町桂月

    晩年住所を十和田の蔦温泉旅館に移しています、大鰐温泉には幾度か訪れ、加賀助旅館跡地「ポケットパーク加賀助」の足湯には記念碑があります。当館にはこっそりお越しになられたと伝えられています。

  •  葛西善蔵  

    小説家 葛西善蔵

    弘前市出身の小説家
    現存する大正10年6月当時の宿帳には今の「藤の間」に弟と宿泊された記録が残っております。父の葬儀を終わらせた後に香典で慰労会をやろうじゃないかとなりましたが部屋から対岸のかがり火を見ながらいつまでも酔えない心情であったようです。

  •  田山花袋  

    作家 田山花袋

    島崎藤村と並ぶ自然主義文学の代表作家
    大正12年8月年に当館に宿泊された際の絵葉書が群馬県館林市・田山花袋記念文学館蔵に展示しているそうです、温泉紀行家としても知られ大正15年初版の「温泉めぐり」では大鰐蔵館温泉という名目で詳しく紹介しています。

  •  太宰治  

    小説家 太宰治

    昭和4年 旧制弘前高校(現弘前大学)在学中、弘前市の下宿先で睡眠薬の飲みすぎで 昏睡状態になった後に 実家の金木に戻らず、母のタネと年末から年明けまで数日間 滞在したのが 現在の藤の間か菊の間だと言われております。また小説「人間失格 」の主人公「大庭葉蔵」が下宿した本郷森川町の下宿屋の名前を「仙遊館」と名付け ていますのは当館ご利用時の思い出があったのでしょうか。

    人間失格 第二の手記 一部抜粋 

    「父の議員の任期もそろそろ満期に近づき、いろいろ理由のあった事に違いあり ませんが、もうこれきり選挙に出る意思も無い様子で、それに、故郷に一棟、隠居所など建てたりして、東京に未練 も無いらしく、たがか、高等学校の生徒に過ぎない自分のために、邸宅と召使いを提供して置くのも、むだな事だと 考えたのか(父の心もまた、世間の人たちの気持ちと同様に、自分にはよくわかりません)とにかく、その家は、間 も無く人手にわたり、自分は、本郷森川町の仙遊館という古い下宿の、薄暗い部屋に引越して、そうして、たちまち 金に困りました。

  •    片山哲    

    第46代内閣総理大臣 片山哲

    第二次世界大戦終結1945年の2年後に総理大臣になられた方ですが、当館のご利用年は不明。当時の側近である川上丈太郎氏同行のご宿泊と推測、お二人の仙遊館主人宛の書が残されております。

部屋タイプから選ぶ

  • 文化財棟【6畳+4畳半】

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  • 文化財棟【8畳+6畳】

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  • 文化財棟【8畳間】

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  • 8畳間

    詳細ページへ

当館は日本文化遺産を守る会会員です。
※秘湯を守る会のスタンプ帳押印ご希望のかたは「当館へ直接電話予約」をお願い致します。

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キャンセルポリシー

キャンセル料金は以下の通り頂戴いたします。

連絡なしの不泊/不着 宿泊料金の100%
当日 宿泊料金の100%
前日 宿泊料金の70%
2日前から 宿泊料金の50%
3日前から 宿泊料金の30%

団体利用キャンセルポリシー

個人利用(1名~9名)と団体利用(10名~)でキャンセルポリシーが異なります。
団体利用のお客様においては別途、団体利用のキャンセルポリシーが適用となります。

不泊 宿泊料金の100%
当日 宿泊日第1日目の宿泊代金の100%
前日 宿泊日第1日目の宿泊代金の80%
7日前から2日前まで 宿泊日第1日目の宿泊代金の50%
14日前から8日前まで 宿泊日第1日目の宿泊代金の20%

【幼児受け入れについて】 

★歴史を感じる静かな空気感を優先しておりますため小学生以上から受け入れさせて頂いております。お子様は皆可愛いのですが何卒ご理解の程お願い申し上げます。

【駐車場について】

★旅館前の駐車場は少し狭いので「大型車」「運転が不慣れな方」は直ぐ近く交差点角の駐車場をお勧めしております

【その他】

★当館の客室は1階には無くエレベーターも御座いません誠に恐れ入りますが浴場や食事場所への移動も全て階段の昇降が必要です

★弘前公園夜桜ライトアップ期間はチェックイン22時、入浴深夜1時まで承ります(要事前連絡)

★ねぶた祭り期間8月1日~8月8日のみチェックイン時間は23時まで入浴深夜1時まで承ります(要事前連絡)

・アクセス

JR大鰐温泉駅より徒歩12分/大鰐温泉駅より車で3分/大鰐弘前インターより車で10分/駅からの送迎は行っておりません、恐れ入りますが駅待機のタクシーをご利用下さい


津軽の食文化が集まる弘前市の市場「虹のマート」前の弘南バスターミナルから、仙遊館前のバス停(大湯前)まで直通で34分(一時間に1本)

・駐車場

有り:12台無料(運転が不慣れなお客様・大型車のお客様は、旅館前は少し狭いので直ぐ近くの交差点角の駐車場をおすすめしております) *バス専用スペースは御座いません 必要な団体様のお客様は事前にご相談頂ければ手配させて頂きます